犬用ブログ

犬が長文を書くときに使うブログです

②欅坂46全国ツアー2017についての感想を書きたくなる

犬です。

 


欅坂46全国ツアー名古屋公演行ってきました、1週間前。2days参戦です。本稿は後編ということで、もう少し具体的に、1日目と2日目の違いを踏まえたり踏まえなかったりしながら、とりとめのない感想を書き連ねたいです。

 

セトリをなぞっていくので、ガッツリネタバレ御免ブログです。そして文字数4000字もあって読んでて萎えること請け合いです。

 


ちなみに、平手がいないライブといるライブを2日間に渡って目の当たりにした、多分数少ない人間だと自分では思ってます。。

 

 

それでは1曲目から!

 

 

「Overture」
ステージに下りた白いスクリーンを利用して、リアルタイムで映像とダンスがリンクする新しい演出でした。カッコよかった。平手友梨奈が姿を見せ、名前が表示された瞬間、いつも以上に会場も沸いてました。僕も沸きました。

 


「エキセントリック」
例によって今泉のパートがないこの曲も、1日目は平手の歌唱パートもありませんでした。ステージに白い幕が下りたままでパフォーマンスが繰り広げられ、幕にはエキセントリックの歌詞がアーティスティックに映し出されてました。カッコよかった(早くも2回目)。

ここから2曲目で幕が下りるまで、エキセントリックの世界の延長のような演劇があります。2日目に平手が演じていた役を1日目は長濱が演じていました。

幕が下りるまではペンライト消してね!って再三アナウンスされてるのにエキセントリックが終わったらけっこうペンライト点いてて残念。全員の電池切れを願いましたが間に合いませんでした。

 


「月曜日の朝、スカートを切られた」
幕がジャーン!と落ちた瞬間に始まります。エキセントリックから続くシリアス路線がカッコいい(3回目)。1日目はいない平手を菅井守屋が寝かせ、いない平手をみんなが冷たい眼差しで見つめます。奇妙でした。

ライブ前はこの曲のあとにサイレントマジョリティーが始まるのを妄想していましたが、そんなことはありませんでした。

 


「東京タワーはどこから見える?」
もうポジションとか関係なくいろんな人が主役に躍り出るサイコーにカッコいい曲でした(4回目)。是非とも見て欲しい。みんなセンターに躍り出るんですが、やはり鈴本齋藤石森土生のダンスメンがみんなして輝いてました。特に1番サビの齋藤は必見。これは1日目と2日目どちらもよかったです。

 


「語るなら未来を…」
ただただカッコいいダンストラックからのカッコいいダンスナンバー(5回目)。前編でも書きましたが、ラスサビ直前でいない平手を全員で押さえ込むような振付はなんとも悲しかった。。

 


ここでMC。1日目は菅井から平手がいないことに関するアナウンスがありました。2日目は戻ってきたことに触れないので逆に不自然でした。

 


「永遠の白線」
振付を考えた人、すなわちTAKAHIRO先生天才かよとまたもや思わされた曲でした。どんどん連なって一本の白線のようなフォーメーションを形成する振付が、難しいことはやってないはずなのに見ててすごく楽しいです。サビでは会場真ん中の三角ゾーンを上手に使います。

 


「100年待てば」
スタンドでよかった〜〜〜!と思った曲です。会場全体が笑顔になれるので良いんですけど、もっとアドリブでも台本でもいいから、間奏で煽ったり呼び掛けたりして盛り上げにかかったほうが面白いのにと思いました。欅共和国の「また会ってください」でも思ったんですが、せっかくのソロ曲なんだからもっと自由に遊んでもいいのにと思います!

 


ここでひらがなのMCが入ります。「名古屋の人はエビフライのことエビフリャーっていうんだよ」という話にちなみ「今日から『うりゃー』は名古屋弁です!」などとよくわからないことを言ってましたが、あの大観衆の前で自分らしくわけわからないこといって盛り上げられるのすごいと純粋に思います。こういうところはひらがならしさというか、そういうキャラクターがよくもまあ集まったなぁと感心しちゃいます。

 


2日目は井口真緒が体育祭の応援をサボっていたエピソードを話したときに齊藤京子がボソッと「悪い子だねぇ」と口走ったシーン、これが何日経っても全然忘れられず、四六時中頭の中をリフレインして困ってます。

 


「AM.1:27」
平手がいないので見れないかな?と思いきや2人でやりました。檻に見立てた三角のオブジェの中でおそらくカッコいいであろうダンスを踊ってました。おそらくというのは、三角のオブジェがジャマでよく見えなかったからです。大好きな曲なのでMV希望です。

 


「バレエと少年」
見た人全員が原田葵の表現力の豊かさに圧倒させられます。しなやかで乱れないダンス、表情の切り替えも上手くて、この曲はよくもまあこんなにも原田の才能を引き出してくれたな〜〜〜とお見それしました。また、少年に扮する小池美波の可愛さが臨界点を超えています。

 


「少女には戻れない」
この曲の肝は石森虹花です。ダンスも表情も全部上手い。途中めっちゃ可愛く映る瞬間あります。1日目も2日目もありました。しかし曲調が曲調なのでどうやって盛り上げていけばいいか分からないので普通に見てました。巷でも話題ですが、佐藤詩織が水を得た魚のように輝ける曲です。みんな階段を上手く使うので、階段で練習したのかな?と思いました。

 


「ここにない足跡」
流石の青空とMARRY、たった5人でここまで会場を盛り上げるとは。渡邉理佐がけっこう笑顔振りまいてて可愛かったです。その一方、志田愛佳が1,2日目両方共終始仏頂面でらしさ全開だったので、それはやめとけ〜〜〜と内心思ってました。絶対オタクのこと嫌いだ(汗)

 


「猫の名前」(1日目)
思った以上に猫でした。菅井守屋が飼い主、佐々木加藤が猫役でしたが、あんなに真剣に猫を演じられるのはひらがなの強み。でも守屋に猫演じさせたら面白そう。上手そう。

 

「沈黙した恋人よ」(2日目)
演劇的で、歌うことに重点を置いた振付だったので、もう少しダンスらしいダンスも見たかったなと思いました。曲のラストでハッと振り返る齊藤の顔がスクリーンに映し出された瞬間に笑いが起きたの、なんでやねん!!!!って感じです。

 


「君をもう探さない」
1日目、ラスサビで舞台上から完全に人が消えたとき「"全員消える"っていう振付、斬新〜〜〜〜!」って思いましたが、2日目、舞台上から人が消えて会場中央の三角の中に平手が現れた瞬間は「そういうことか〜〜〜〜!」と膝を打ちました。1日目の形でも、「誰もいない」がそれはそれで絵になるとも思いました。それ以外にも傘を差す振付や地団駄を踏む振付など、TAKAHIRO先生らしい発想が沢山盛り込まれてます。

 

今回の全国ツアー、有明コロシアムや欅共和国とは違ってステージにいくつも仕掛けを凝らして、パフォーマンスに一役買ってる感じが良いですね。

 


「誰よりも高く跳べ!」
不協和音ばりに盛り上がるハイパーキラーチューンですけど、やっぱりひらがなメンバーの煽りも上手いです。名古屋なので手羽先ポーズ(鳥のマネ)を盛り込んでてご当地感あって嬉しかったです。可愛いかった。

 


「世界には愛しかない」
1日目、ねるが平手のポエトリーリーディングを代わりにやるんだとわかった瞬間、普段あまり名前コールしない僕も応援のつもりでコールしてました。エキセントリックのあとの寸劇と同じく、これも当日ぶっつけリハで臨んでるように感じました。よく頑張ったと思います。

2日目の平手は本当に何を言ってるのかわからないほど小さな声でのポエトリーでした。これじゃ説得力も何もない、見てて辛いだけでしたが、花道を走るときに平手の前を走っていた齋藤が何度も振り返って平手を笑わせにかかってたりして、そういうところでかろうじて救われた気持ちはあります。

 


「危なっかしい計画」
1日目は鈴本、2日目は小林がイントロで煽ってて、どちらもひらがなに負けないくらい声張ってて良かったです。ペンライトとタオル両方回すと中途半端になるのでタオルに専念するのが吉です。

 


「太陽は見上げる人を選ばない」
サビ前の「ヘイッ!!」が完全にオタクのものと化してました。W-KEYAKIZAKAの詩よりも漢字とひらがなが入り混じっている感じがいいですね。

 


アンコール

 


ここで菅井に振られた話を振られた尾関梨香が「(今泉を除く)全員揃ってよかった!」と嬉しそうに話してて、やっぱり優しい子だよと思いました。でも、不思議なことに、そういう流れでも菅井は平手に話を振らないんですよね。。

 

 

「二人セゾン」(1日目)
"セゾンの終わりに抗う"存在のいない二人セゾンは、それはそれで儚い印象を受けました。

 


「不協和音」(2日目)
サイレントマジョリティー」(2日目)
それなりに踊れて形は成しているものの、やはり弱すぎる「僕は嫌だ」が引っかかってました。が、最後の「僕は嫌だ」は明らかに誰かと誰かの絶叫で(あとから全員で叫んだとわかった)、一瞬何が起きたか理解できませんでした。こういう試みはいいですよね。

 


「W-KEYAKIZAKAの詩」
やっぱり、この歌をうたったあとで、笑顔いっぱいに会場を練り歩くメンバーの顔がスクリーンに映し出されるのが好きなんですよね。

 

 

なんとか平手も完走し、2日目は閉幕しました。
正直、ここから最終公演までのたった半月でコンディション元に戻せてる平手を想像できないですけど、何かきっかけを与えて変えてあげないといけないなあと思います。

 


そして毎度曲数は少ないけど、その分その一瞬に懸けてるひらがなけやきの存在がすごく大きく感じた全国ツアーでした。漢字欅の新曲が基本的にカッコいい路線なので、ひらがなの明るさがあるとライブがいっそう華やかに感じます。誰よりも高く跳べ!に続き、永遠の白線というキラーチューンを手にしたひらがなは強いぞ。

 


漢字欅も過密スケジュールの中でなかなか疲労も抜けない中頑張ってますね。でもやはりコンビネーションプレイが光ったり、ひらがなグッズや自分達の曲もしっかり宣伝する抜け目ないひらがなのMCも参考にしてほしい!

 


あと、なんといってもユニット曲が増えて、どれも曲に恵まれたというのもあるけど、どのユニットもパフォーマンスが白眉でいいところずくめだったのに感激しました。1列目から3列目どこにでも、場所を与えたら輝ける人がいる。これも日頃から全員選抜やってた甲斐ですね!

 


そうこうしているうちに結成して2年が経ち、まだ2年しか経ってないのかと、アイドル始めてたった2年で想像を遥かに超えるような沢山の人の思いを背負ってるんだと、ハッとさせられます。たった2年、まだまだ熟するには早い。到達するには早い。未完成で当然。応援したいです。

 

 


仙台公演が終わったあとに名古屋公演の完走を書くという遅筆ぶりでしたが、なんとか書きたいこと書けてよかったです。これを書きたくてブログを立ち上げたので、あとは惰性のブログです。突然水素水の良さについて語るなど怪しい雰囲気も醸し出していきたいです。ありがとうございました。

 

f:id:Bowwowyelp:20170824223349j:image