君はけやき坂46の「走り出す瞬間」を目の当たりにしたか?
あれから1年の月日を経て…。
進んだり戻ったり止まったり、ぼんやりと歩を刻んでいた彼女らの足どりは、今、いつの間にか助走となり、軽快な足音を鳴らしながら全速力で未来へと駆けていく。
そんな瞬間を目撃してきました。
こんちゃ!!
犬です。
7月2日に名古屋センチュリーホールにて行われた けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー名古屋公演を見てきましたので、その感想などを冒頭のしょぼしょぼポエトリーリーディングを皮切りに書き連ねていきたいと思います。
まず、皆さんに申し上げたいのが、全国ツアーを前に影ちゃんこと影山優佳ちゃんが活動を休止し、全国ツアーにも不参加となり、当方その節はすっごく落ち込んでいたということです。おそらく全国的に落ち込んでいたと思われますが、愛知県のこの辺は特に局地的に落ち込んでました。
嘆いても悔いても始まらないので、セトリを辿りながらあのときめきのライブを振り返りたいと思います────。
Overtureが終わると、流暢な英語のナレーションが挿入されます。絵本の朗読のようです📚。時折挟まれる「HIRAGANA KEYAKI」の発音がクセになります。
そして本の世界から飛び出してきたかのようにメンバーが次々と現れます。こさかなちゃんこと小坂菜緒はステッキを持って華麗にダンス。衣装はスカートのアシンメトリーと肩出しが印象的な、チェック柄が可愛いライブオリジナルコスチューム。
ラストにみーぱんこと佐々木美玲センターが舞台に躍り出て、全員揃ったところで開幕を飾るのはあのキラーチューンでした。
M01.ひらがなで恋したい
誰もがひらがな気分になれる、至高のさわやかひらがなチューン。サビの「ふりがなをふる」振付はペンライトで思わず真似したくなりますし、みんな真似しろと思ってます。ラスサビ入る前に「ひ」と大きく書くのもみんなでやりたいですよね。間奏のマンドリンっぽいアレンジ大好き勢です。ƪ( ^ω^ )ʃがながな
M02.おいで夏の境界線
「おいで」「まさか」はファンのみんなにもコールしてほしい~みたいなことをメンバーが言ってたんでそのつもりでチャレンジしたら、実はけっこう高くてキツい…!曲中はスクリーンをキャンバスに見立てて、脚立に座りながら絵を描くという振付がありました🎨。コールが確立されてなかったのでこれからもっと育っていきそうな曲です。
M03.最前列へ
振付をよく思い出せないんですが、AメロBメロで各メンバーにソロパートがあります。1番はおそらく小坂→河田→渡邉→丹生→松田→金村→宮田→富田→濱岸だったような。間違えてたらすいません。1番と2番を経ると平等に全員コールされてたような気がします。Bメロになると決まって「オォ~~ヘイッ!」ってコールしがちですが、どうせコールやるなら、せっかく全員にソロパートあるんだから、Bメロも名前コールにすりゃいいのにと思います(汗)
MC①
めいちゃんこと東村芽依が「手羽先10個食べました。手羽先パワーで頑張ります」と宣言していました🐔。そしてまなふぃこと高瀬愛奈が「しゃちほこのようにしなやかで金色に輝くパフォーマンスをします」と宣言していました🦈。
と、ここで「愛知県にコンサートで訪れたアイドルがついMCで使ってしまいがちな名古屋の食べ物ランキング」を発表します。
1位 手羽先
2位 みそかつ
3位 ひつまぶし
4位 みそ煮込みうどん
5位 小倉トースト
ここにあんかけスパゲッティ、台湾ラーメン、きしめんなどが上位に入る隙を窺っているところです。この話は以上です。
ダンストラックで衝撃を受けたのは、一番に勢いよく飛び出してきたパリピこと富田鈴花のラップ&コール&レスポンス🤟🏻。今回も相当練習を積んだのでしょう、スキルの高いラップで会場をブチ上げてくれました。ただ、コールは何を言っているのかいまいちよく聞こえなかったので、僕は近い音のワードをレスポンスすることでその場をしのぎました。
M04.こんな整列を誰がさせるのか?
突如メンバー全員が眼鏡を装着するので思わず胸がときときめきめきます👓。最初のサビの「思い出せないよーーーーーー」のてけもとこと高本彩花の声のノビが好きで好き好きでした。サイマジョのマリオネットダンス(「声をあげない者たちは 賛成していると」の部分)のような振付が取り入れられていました。
M05.未熟な怒り
地団駄を踏んだり、地面に向かって拳を振ったり、体を叩いたりといった「怒り」っぽい振付が随所にありました👊🏻。もっと思い出したいんですが、記憶力が…。
MC②
2期生メンバーのみのMCでしたが、けっこうグダってました笑 ひよたんがあんまり話に入れなくて「ひよたんしゃべってる!?」とツッコまれていたのと、パリピのアドリブで「え、みんな、パリピ可愛いって?みんなありがとうー!」とボケかましていたのが印象に残りました。
M06.キレイになりたい
赤いドレスに身をまとった3人のしなやかで情熱的なダンスが印象的でした💃。間奏で3人がそれぞれの膝に頭を乗せて三本脚のテーブルのような隊形を作って踊る振付があり、それが組み上がる姿、そして解き放たれる姿がまるで一輪の薔薇が咲くかのようにも見え、なかなか感動的で官能的でした。
M07.男友達だから
としちゃんこと加藤史帆のソロ曲。衣装も青、照明も青、ペンライトも推しカラーの青と会場全体が青く染まり、ソロならではの空間が作られました👗。歌の安定感がすごいなと思いました。
M08.割れないシャボン玉
ストライプのカラフルな衣装でした。まだまだパールピンクペンライトは浸透していない感じです🌈。途中さながらシャボン玉のようなバルーンが3つ客席に放たれ勢いよく飛び交っていたところに、終盤また2つバルーンが追加されてて、完全に客席が持て余してたのに一人で笑ってました。
M09.三輪車に乗りたい
新旧センターコンビの曲。良い曲でした。特にダンスの振付などはありませんでしたが、良い曲でした。
M10.ノックをするな!
コ・コ・コ この曲はセンター加藤史帆の存在が キ・キ・キ 際立ってカッコ良かったです。フ・フ・フ 振付のカッコよさを形容するにはあと 3・3・3 3回は見ないといけないかもしれませんが、とにかくカッコよかったです👮🏻♀️。欅坂のユニット史上一番カッコ良かったかも。
M11.ハロウィンのカボチャが割れた
暗闇でユーレイみたいなバルーンが膨らんでいたのであの曲が来るなと思ったら、案の定でした。会場全体がオレンジに染まり、コールもすでに完璧に出来上がっていて超盛り上がりました🎃。「疑うなんてヒドい」で縦一列になって右左に交互に飛び出すところの振付が好きです。
M12.猫の名前
聞いてください…この曲ではなんと猫コスに扮したメンバーが客席通路に突如現れるというサプライズがあったんです。僕の2m目前に松田好花ちゃんが現れ、なんかもうとにとにかくかくめちゃくちゃ可愛かったです🐱。猫のコスプレすると体のサイズが小さくなるんですかね。よくわかんないですけどとにかく小さくて可愛かったです。可愛いをありがとう。あの時の満面のニヤケ顔は親にしか見せられません。
やはりZeppやホールなどのこういう距離感の近い演出はキャパシティの小ささが成せる特権であり、そういう意味ではひらがなけやきは今ホントにちょうどいいところにいると思います。こんな演出、今しかできないなとつくづく思います。
MC③
全国ツアーを通じて、けやき坂のオリジナルストーリーができつつあったようなんですが、どうも名古屋公演初日では「ママ」である潮紗理菜を生き別れた子供達がアメリカの地で捜し出す…という章でした。
どこまでがアドリブで、どこまでが台本なのかまったくわからない、果たしてちゃんとオチはつくのか…?終始期待と不安入り混じる面持ちで見ていました笑 これもこのツアーのコンセプトの一環なのか?と思ってましたがどうも違うようです(汗)
M13.期待していない自分
カッコよかったです。ラストのみーぱんが全力で走る振付は、舞台の2階も使っていて、1周で収まっていました。TVパフォーマンスも1周に収まるようにすればいいのにと前から思ってるんですが、いかがでしょうか…🌞。
MC④
M14.永遠の白線
事前に聞いてはいましたが、ラストの全員が一人ずつポーズをとるところで、"ねる"ポーズの前に蹴る振付が挿入されていて、よかったです…🏃🏻♀️🏃🏻♀️🏃🏻♀️。ラスサビで「ひ」「ら」「が」「な」と1文字ずつ宙に書くところもみんなでやりたいヤツです…。
M15.半分の記憶
この曲は振付自体は簡単なのに、フォーメーションの組み替えを駆使するなどして、すごく印象深いダンスに仕上がってるのがすごいなぁとずっと思ってます。最初に「2」を描く振付があるのがいいですよね。サイマジョの欅の1画目を書き入れる振付といい、ほんとエモいことばっかしてくれます🥈。
M16.誰よりも高く跳べ!
M17.NO WAR in the future
この2曲が連続で繰り出された日には、会場のボルテージが最高潮に上がっていくのも無理はありません…とにかく踊る、叫ぶ、ペンライトを振る、跳ぶ、忙しく血湧き肉躍るクライマックスとなりました。恒例の誰跳べのイントロ振付アレンジは登美丘高校のバブリーダンス(ダンシングヒーロー)のイントロの振付でした👯♀️。
M18.車輪が軋むように君が泣く
皆さん一緒に歌ってください!ということでサビを大きな声で歌いました。1階の人、2階と3階の人、会場のファン全員、メンバーとスタッフとファン全員と徐々にボリュームが厚くなっていく合唱。有終の美だなぁ、良い曲だなぁと感じました。ただ、原キーで歌うのはめっちゃ鬼ムズです。👩👩👧👧👩👩👧👧👩👧👧👩👩👧👧👩👩👧👧
アンコール
大阪公演あたりから「けやきざか!ふぉーてぃーしっくす!ひらがな!」コールになっていると聞いていたのですが、名古屋初日はとにかく「ひらがな!」に人が集まりすぎてその前が完全に疎かになっていました。仕方なく「ふぉーてぃーしっくす!」に加勢することに専念してました。もっとうまくバラけろよ!!!!
M19.ひらがなけやき
M20.僕たちは付き合っている
この曲がアンコールまで温存されるほど、持ち曲が増えたんだなぁと感慨深くもなりました🌱。
MC⑤
いよいよ、本当の本当に最後の曲となりました。
M21.約束の卵
「少し難しいかもしれないですけど、一緒に踊ってください!」と言われたのでめちゃくちゃ頑張って踊ったら思った以上にキレッキレで振りが速くて、少し難しいどころではない、なかなか高難易度でした🍳。完璧にしてくるんで至急レクチャー動画の公開をお願いします…。
踊るのに必死だったんですけど、力強さを兼ね備えたなかなかカッコいい振付だったような記憶があります。
そんなひらがなけやきの誓いの歌を最後に、ハッピーオーラに包まれたライブは幕引きとなりました。
言葉に説明しにくいのですが、エンドロールのスクリーンで、本の1ページにデッサンで描かれたメンバーの表情が徐々に色彩を帯びて、顔を上げて目を開いていき笑顔になるそのグラフィックに感銘を受けました🌚🌘🌗🌖🌝。
そしてラストにみーぱんが退場していくところでは、僕も思わず名前を叫んでしまいました。最初と最後、入場と退場、その立ち姿と雰囲気、いつの間にこんなにも"センター"が絵になるようになったんだと、心を打たれました。
以上が名古屋公演の感想でした。
ネタバレが怖い人は見ないでください(遅)
それにしても、あれから1年。
僕がZepp Namba公演のライブビューイングを見てから、1年が経ちました。2017/05/31公演なので、1年ともうちょっとだけ。そんなに前だったんだ。
あのとき影ちゃんセンターのセカアイを目撃して感動して以来、それまで正直そこまで入れ込んでいなかったひらがなけやきに対する応援の熱量が突如として高まりだしたわけですが、、
それから1年。驚くべき変化の連続だらけで、なんて密度の高い1年だったんでしょうか。本当に1年だけだった?と疑いたくもなるぐらいです。僕ですらそう思うんですから、メンバーはなおさらでしょうね。
さて、名古屋公演を終えたあとは幕張にて千秋楽となるわけですが。
何かとサプライズ的演出ありがちな千秋楽。僕の予想ですが、本編で誰跳べを披露したあと、ダブルアンコールで1期生・2期生全員による「ハイパーアルティメット誰跳べ」が披露されるんじゃないでしょうか✨!
そして、そのあとには早くも欅共和国2018の開国です。
僕は7/22(日)の最終日に入国します。
ありがたいことに去年も最終日に入国許可をいただき、これ以上ないほどの感動を味わいました。
また、去年に匹敵するような衝撃をこれでもかと食らってみたいです。
以上、長文でした。
ばいころまる~!!