①ひらがなけやきの武道館公演千秋楽で誰よりも高く跳んだんだ
犬です。
2018年2月1日、ひらがなけやきの日本武道館3days公演の千秋楽に参戦してきました。
その感想を本来なら自分で設定した締切である2月8日までには書こうと思っていたのですが、しょせん自分で設定した締切なので、普通に過ぎてしまいました。思ったより過ぎまくりました。
ライブの詳細っぽいもの、伝えたい感想らしきもの、湧き上がる思い的なものを長文にしたためましたので、けやき坂46と長文が好きな人は是非とも流し読みしてください。
――当日はあいにくの雨でした。
天気予報によれば雨のち雪とのことでしたが、とても雪にはなりそうにはない大きさの雨粒でした。僕が校長先生なら「ひらがなけやきのみんなの元気で、曇り空を吹き飛ばしましょう」などと無茶なことをのたまっていたことでしょう。
会場に入ると、ステージ上のサーカス小屋のようなセットに早くも心を鷲掴みされます。一瞬で今日のライブのコンセプトを理解しました。こんなの、ワクワクするしかない。
そして思った以上に客席とステージの距離が近い。ステージ脇の席でもない限り、どの席でも見やすいと思いました。
着席し、ひとりで入念に「手を繋いで帰ろうか」のサビの振りをチェックしながら、今か今かと開演を待ちました。
<セットリスト>
Overture~OP
M1. ひらがなけやき
M2. 二人セゾン
M3. 僕たちは付き合っている
MC①
M4. 語るなら未来を…
M5. 東京タワーはどこから見える?
MC②
M6. AM1:27 (柿崎芽実・影山優佳・佐々木美玲・東村芽依)
M7. 青空が違う (井口眞緒・潮紗理菜・影山優佳・佐々木美玲・高瀬愛奈・東村芽依)
M8. 猫の名前 (柿崎芽実・加藤史帆・佐々木久美・高瀬愛奈)
M9. 沈黙した恋人よ (潮紗理菜・加藤史帆・齊藤京子・佐々木久美・高本彩花)
M10. 100年待てば
MC③
M11. 制服のマネキン (2期生)
ダンストラック
M12. NO WAR in the future
MC④
M13. それでも歩いてる
M14. 永遠の白線
M15. 手を繋いで帰ろうか
M16. 誰よりも高く跳べ!
M17. 太陽は見上げる人を選ばない
MC⑤
【アンコール】
M18. イマニミテイロ
MC⑥
M19. 世界には愛しかない
M20 W-KEYAKIZAKAの詩
MC⑦
【Wアンコール】
M21. 誰よりも高く跳べ!
MC⑧
印象に残ったパフォーマンスはたくさん、ありすぎるほどあります。
時系列的に書いていきたいと思います。
OVERTURE~OP
M1. ひらがなけやき
OPがはじまると、まずピエロがジャグリングなどの大道芸を披露します。そして新しい衣装の青いジャケットを着たメンバーがステッキなどを振り回しながらあいさつ代わりのダンスで登場。
ひらがなけやきではメンバーの思いも通じて6~7割程度の客がペンライトをピンク色に。いつか真っピンクの壮観な景色を見せてあげたいものです。
M2. 二人セゾン
井口のソロダンスに感動しました。
「忘れないで」から入る大サビの八の字の隊形で、いつもなら中央で踊っているはずの井口がいない。
ふと目線を上げると、井口はさらに上段のステージで、たったひとり、正真正銘のソロダンスを一心不乱に踊ってました。
本家のようにキレがあるとはとても言えないけど、Zeppツアーで見たときより踊りはかなり上達してて、ソロダンスだなんて絶対に無理だと泣いた”あの日”以来、1年間ひたむきに頑張ってきたんだなと、早くもついつい目頭が熱くなりました。
M3. 僕たちは付き合っている
影ちゃんのプク顔に心を射抜かれました。
「どうして間違えたんだろう」で毎度やっちまったポーズをしてくれる影ちゃん。今回は手を腰にやってプク顔を決める影ちゃんがスクリーンに映し出され、思わず「こりゃやられた…」となりました。
この曲あたりから曲とスクリーンのグラフィックが連動していることに気付きます。井口が空中で書いた軌跡がスクリーン上でキラキラして映ったり、メンバー5人がそれぞれポーズをとるのと同時に「好」「き」「だ」「よ」「♡」と表示されたりしてました。ハートはまなふぃの担当でした。
ちなみに上記の影ちゃんプク顔のシーンのスクリーンは「電球ピコピコピコピコピコーン!! ⇒ 影ちゃんプクーーー!! ⇒ 天使の弓矢ズキューーーン!!」って感じになってました。もう誰か代わりに説明してください。
MC②ではどんな曲やってみたい?という話に。久美ちゃんは「自分の名前とかが入った自己紹介ソングを歌いたい」とのこと。
するときょんこが小声で「ラーメン大好き齊藤京子です♪」と謎のメロディに乗せて口ずさみ、恥ずかしさのあまりなかったことにしてようとしてましたが、あえなく久美ちゃんに拾われ、拡散されてました。秋元先生、あとは作詞のほうよろしくお願いします。
また、きょんこが「風に吹かれても」を歌ってみたい、この前志田愛佳からイントロの振付教えてもらったという話に。イントロの冒頭の振付をちょこっとだけ披露してくれました。盛り上がりました。
M4. 語るなら未来を…
シルエットを利用した映像効果で、まるでメンバーがステージの上段と下段を瞬間移動するかのような演出がなされててカッコよかったです。
M6. AM.1:27 (柿崎・影山・佐々木美・東村)
この4人のユニット大好きで、オリジナルソングで是非とも見てみたいです。りまちゃんちっくの次にくるひらがなユニットじゃないかと、勝手に期待しています。
影ちゃんの「このファミレスが全てでいいよ」がとてもかっこいいので、聴いてほしい。
M8. 猫の名前 (柿崎・加藤・佐々木久・高瀬)
Zeppツアーでやったときとは異なり、井口out柿崎inになってました。最近ホットな仲良しめみふぃコンビと定番仲良しきくとしコンビによるパフォーマンスに。めみふぃって猫っぽいし。
M10. 100年待てば
MVを見ているかのような演出に感銘を受けました。
メンバーとパフォーマーが、街の風景を思わせるセットとスクリーンを背景に、舞台の至る所で子供と遊び回ったりカフェで一服したり着ぐるみとじゃれたりします。サビに入ると思い思いに遊んでた住民に扮したメンバーとパフォーマーが一斉に踊る感じがまるでフラッシュモブのようで、視線をどこにやっても楽しい、多幸感溢れる演出になっていました。
きくとしが2人で機関車シュッポッポッごっこをしながら遊びまわっていたのがやたら記憶に残ってます。
曲のクライマックスでは天井からたくさんの風船が。欅共和国の「世界には愛しかない」のときも思いましたが、風船は多幸感の象徴だなぁと感じます。
この曲でペンライトが紫一色になっていたのも、オタクいい仕事してるなと思いました。ねるがいなくても、ねるの灯がそこにあって、なんだか12人いるような気持ちになりましたね。
あとのMC③で判明したんですが、曲中、影ちゃんが子供と変顔対決してたそうです。きょんこの無茶ぶりでモニターいっぱいに変顔を披露(なかなか変でした)。そのあと風船でずっと顔を隠してる影ちゃんがとても可愛かったです。
M11. 制服のマネキン
渡邉美穂センターがびっちりキマってました。
1列目は渡邉美穂・小坂奈緒・河田陽菜の3名。
2列目は松田好花・丹生明里の2名。
3列目は富田鈴花・濱岸ひより・宮田愛萌・金村美玖の4名でした。
大好きな曲だったので会場ともどもテンションブチ上がりだったのですが、ビックリしたのは、みんなダンスが上手く見える。
遠いせいか?いや、違う。全員そつなくこなしてる…!
いつから練習していたかは知らないけど、1日目のおいでシャンプー、2日目の君の名は希望、そして3日目の制服のマネキンと一気に3曲振り入れして、ちゃんと全員踊れてるのはエラいなあと感心しました。さすが義務教育でダンス必修世代は違う…。
2期生のみのMC4では、メンバーの自己紹介パフォを他のメンバーが奪ったりする流れが面白かったです。好花ちゃんが「Say パリピ!」ってやってたような覚えがあります。
M13. それでも歩いてる
椅子の上を歩くところで椅子が倒れてめちゃくちゃビビりました。
きょんこがすかさず直してましたが、どうにか危なくないようにできないですかね、アレ。
まあでも「人生とは転ぶもの 膝小僧はすりむくものなんだ」と、この曲から教わったし…。
でも「骨は折るもの 足首は捻挫するものなんだ」とはさすがに言ってないので、やっぱりどうにかしたい…。
なんか良い椅子はないものかな…。
M14. 永遠の白線
犬的「この曲の振付が好き!」ランキングベスト3に入る曲です。
学校のチャイムのSEから始まったこの曲。サビの1列になるところでは、野球部の補欠に扮したパフォーマーと互い違いになって踊っていました。
ラストではサリマカシーと誰かがトスバッティングのようにカラーボールを打ち込んでいました。1球ぐらい硬球混ざっててオタクに当たったらどうしようと思いましたが、そんなことはありませんでした。
「風に吹かれても」のMVを見たときも思ったんですが、パフォーマーと一緒にパフォーマンスできるようになるというのは成長の証だなぁと感じます。パフォーマーと並んで踊っても遜色なくこなせるという意味で。
M15. 手を繋いで帰ろうか
サビの振付を一緒に踊りましょう!というメンバーからの号令があったので、めちゃめちゃ踊りました。3日目ということもあって、けっこうみんな踊っててなんだかメンバーのようにうれしかったです。
コールするから踊ってられない!っていう人は、甘い。
僕は踊りもこなしながらコールもしました。すると、めちゃくちゃ楽しかったです。
M16. 誰よりも高く跳べ!
今までで一番盛り上がった誰跳べだと思いました。
この曲のエネルギーは本当にすごい。
間奏のブレイクが入った瞬間、久美ちゃんがワイヤーで高々とステージ上空まで浮き上がり「ここまで跳べーーーーーー!!!!」とシャウトした直後、上がりに上がった会場のボルテージがついに振り切れていました。誰よりも高く跳べ!とはいったが、まさか本当にあんなに高く跳ぶとは…!
M17. 太陽は見上げる人を選ばない
ライブ本編ラストのアンセムとして定着しつつある曲。
「新しい朝焼けだ さあみんな見上げよう」で会場の照明が明るくなり、視界が開けるあの感じがいいなと思いました。
いつか本当にライブで夜が明ける瞬間に聴けたらな…といつも思ってますが、長渕剛じゃあるまいし、そんな無茶なライブはないでしょうね…。
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ラストにはエンドロールも流れ、一緒に踊ったパフォーマーも現れてミュージカルさながらにご挨拶、別れを告げてくれました。
計り知れないほどの幸福感を会場いっぱいに敷き詰めて、本編は終わりました。
ここから、誰もが忘れられないアンコールを迎えることとなります。
長文は後編へと続く。